【実印以外はすべて認め印】
日常生活で必要な認め印
印鑑登録されていない印鑑は、広義には銀行印も含めてすべて認め印となります。
郵便物や宅配便の受け取りなど日常生活のさまざまな場面で、サインもしくはこの認め印が使われています。ゴム印やシャチハタも認め印として幅広く使われているかと思いますが、認め印にも法的な効力がありますから、荷物の受け取りなどの簡便に済ませたい場合を除いて、重要な書類に使うための認め印を用意しておくのが望ましいです。
使いたくなる認め印
日常最もよく使う認め印なので、使いやすい大きさと素材のものを選ぶとよいでしょう。
気に入った素材の印鑑なら使うのも楽しくなります。
高級感のある象牙や水牛もよいのですが、黒檀（こくたん）や彩樺（さいか）などの木の素材の印鑑も上品な雰囲気があって、普段使いの認め印におすすめです。
黒檀
彩樺
書体は誰の認め印かわかるように、古印体や行書体、楷書体で作るのが一般的です。
認め印を実印や銀行印で代用していませんか？
普段の生活で頻繁に使われる認め印は、なるべくほかの印鑑とは別のものを用意しましょう。認め印は他人の目にも触れることが多く、また、盗難や紛失の可能性も実印や銀行印に比べれば高いと言えます。実印や銀行印を認め印として使うことにはリスクがありますので避けましょう。
安いものでも構いませんから認め印用の印鑑をひとつは持っておきましょう。もちろん、認め印はいくつ持っていてもよいので、仕事用や自宅用など場所に応じて使い分けるのもよいでしょう。
