【高さ調整の仕方に違いがある】
親子判の問題点は高さの微調整?
「親子判」と呼ばれる組み合わせタイプの「ゴム印」は、大変便利なのですが、長く使っているゴム印と新しいゴム印を連結させた時に高さに微妙な違いが出て、わずかな押しムラができることがあります。
これは、ゴム印の印面が長い間使うことですり減ったり、潰れたりしてしまうため発生してしまう現象です。
また、ゴム印自体もひとつひとつ人の手で作成しますし、気温や湿気などの要因で素材が膨張・収縮したりするため、微小なズレやわずかな傾きをゼロにするということは不可能です。
そのため、「親子判」という製品の性質上、組み合わせて押印する際に微小な押しムラが発生する場合があります。
そんな「親子判」の押しムラの問題を解決してくれるのが「フリーメイトⅡ」と「アドレスマークⅡ」です。
「フリーメイトⅡ」と「アドレスマークⅡ」には、どちらも押しムラを解消するために高さ調整の機能が備わっていますが、その調整の仕方に違いがあります。
「フリーメイトⅡ」の高さ調整方法
「フリーメイトⅡ」は本体の中にバネが内蔵されていて、押印時にそのバネが組み合わせたゴム印のわずかな高さの違いを調整してくれるようになっています。
<高さ調整バネ>
内蔵バネですので、ご自身で調整の必要はありませんから、とても簡単で便利です。
「アドレスマークⅡ」の高さ調整方法
「アドレスマークⅡ」は印面の上部に高さ調整用のダイヤルが付いており、そのダイヤルで高さが調整できるようになっています。1mm前後の微調整が行えますので、ご自身で納得のいく押し具合に調整が可能です。
<高さ調整ダイヤル>
ご自身で微調整をして使いたいという方には「アドレスマークⅡ」のほうがおすすめです。
「印鑑工房」では「フリーメイトⅡ」「アドレスマークⅡ」ともに当日出荷対応可能ですので、お急ぎならぜひ「印鑑工房」へご用命ください。
どちらもそれぞれ特徴がありますので、違いを理解して、ご自身の好みにあった、使いやすいものを選びたいですね。